20代の生活保護受給者が急増、実家に頼れない若者たちの現実

2026ねんはいり、厚生こうせい労働省ろうどうしょう統計とうけいで20だい生活せいかつ保護ほご受給じゅきゅうしゃ前年ぜんねんで15%増加ぞうかしたことがあきらかになりました。とく都市としでの増加ぞうか顕著けんちょで、おやとの関係かんけい希薄きはく実家じっかたよれない若者わかもの増加ぞうか背景はいけいにあると指摘してきされています。

かつて生活せいかつ保護ほご高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ中心ちゅうしんでしたが、近年きんねん若年じゃくねんそう受給じゅきゅう目立めだつようになりました。正規せいき雇用こよう拡大かくだい賃金ちんぎんなやみ、そして家族かぞく機能きのう変化へんか複合ふくごうてき作用さようしています。おや世代せだい自体じたい経済けいざいてき余裕よゆううしない、どもを支援しえんできない家庭かていえているのです。

実家じっかたよれない」背景はいけいには、家庭かていない虐待ぎゃくたい不和ふわおや経済けいざいてき困窮こんきゅうなど様々さまざま事情じじょうがあります。たよるべきセーフティネットが機能きのうせず、孤立こりつした若者わかもの路頭ろとうまよ構図こうずかびがります。SNSでは表面ひょうめんてきはなやかさが強調きょうちょうされる一方いっぽう水面すいめん深刻しんこく貧困ひんこんひろがっているのです。

この問題もんだいからまなぶべきは、若者わかもの貧困ひんこんが「自己じこ責任せきにん」では片付かたづけられない構造こうぞうてき課題かだいだというてんです。雇用こよう環境かんきょう悪化あっか教育きょういく高騰こうとう家族かぞくのありかた変化へんかからっています。社会しゃかい全体ぜんたい若年じゃくねんそうささえる仕組しくみづくりが急務きゅうむとなっています。

生活せいかつ保護ほご制度せいどそのものへの理解りかい不足ふそく問題もんだいです。おおくの若者わかものが「ずかしい」「申請しんせい方法ほうほうがわからない」という理由りゆう利用りよう躊躇ちゅうちょしています。制度せいどへの偏見へんけんをなくし、必要ひつようひと適切てきせつ支援しえんけられる環境かんきょう整備せいびもとめられます。

企業きぎょう地域ちいき社会しゃかいにも役割やくわりがあります。若者わかもの正規せいき雇用こようやし、安定あんていした収入しゅうにゅうられる機会きかい提供ていきょうすることが重要じゅうようです。また地域ちいきのコミュニティが孤立こりつした若者わかものづき、支援しえんにつなげるネットワークも必要ひつようでしょう。

20だい生活せいかつ保護ほご受給じゅきゅうしゃ増加ぞうかは、社会しゃかい未来みらいかかわる深刻しんこく問題もんだいです。いまきる若者わかものたちが希望きぼうてる社会しゃかいをつくるために、わたしたち一人ひとりひとりが現実げんじつ直視ちょくしし、できることから行動こうどうこすときています。

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